ひとりがあつまって、みんなになる

福岡のイラスト作家あべしほのブログです。

かなり準備不足でハーフマラソンに参加して完走したことの感想

ハーフマラソンに参加してきました。

かなりの練習不足のなか、完走もままならないのではないかと思いましたが、なんとか制限時間内に完走できました!

 

走ってみて、一番感じたことは「わたしにはまだ、とにかく頑張る力が残っているようだ」ということでした。詳しくは後述しますが、いろいろあるので今日は長々と語ってみようと思います。

 

 人と正しく比較すること

走っていて非常に辛かったのは前半、8kmあたりでした。昨日参加したレースでは同じコースを2周するもので、わたしは1周回ったらやめようと思っていました。それくらいきつかったのです。

そんなとき、もうすでに2周目に入っている速い方々が、向こうから走ってきているのが見えました。

見た目も雰囲気もかなり本格派ランナー、という方。わたしは、自分がきついのは練習してないからだと思っていました。しかし、その本格派の方が…すっごくきつそうだったのです。

つまり、人それぞれ、ペースがあり、みんなきついんだな、とわかったのです。なぜ、こんなきついことをするのだろうか…わたしはそれが知りたくなり、途中で諦めずに走り切ってみるのもいいかもしれないと思い始めていました。

次に、自分が2周目に入っていくとき、自分よりもゆっくり走っている方々が目に入りました。

わたしは、制限時間に少し速くゴールするくらいのペースがで走っていましたので、わたしより後ろの人たちは、制限時間ギリギリか、間に合わないだろうと考えられました。

それでもたくさんの人が、ゴールを目指して一生懸命走っています。

わたしは、ちょっと自分が恥ずかしくなりました。きついし、間に合わないだろうから、もうやめたいと思っていたので…

別に、制限時間を過ぎても、走り続ければいいじゃないか。

そう感じて、急に勇気付けられた気がしました。

速い人を見ても劣等感を感じず、遅い人を見ても優越感を感じず。みんな、それぞれのペースでがんばっている。
なんかどちらの存在からも励まされて、これがマラソンの醍醐味なのかなぁと思いました。


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やってみることの大切さ


正直、準備不足な中での参加でしたので、やりたくない言い訳は山ほどありました。

でもとりあえずやってみると、
  • 意外といける という事実
  • しかし、体が重いし、辛いし、反省すべき
とわかりました。

準備がどうであれ、やってみると、良くも悪くも今の自分の状態がわかります。

ここでわかったのは
  • 準備不足でも、一生懸命がんばれば、なんとかなる
  • でも、準備できるものは準備するに越したことはない
  • 準備が十分かどうかは、やってみらんとわからないところもある

ということです。

人はがむしゃらに頑張る時期と、やることやらなくていいことを見分けて最小限の労力で物事を運ぶべき時期があります。それは、自分でしかわからないので、自分がその物事に対してどう在りたいかをしっかり考えることが大事ですね。

ちなみに最初にも書きましたが…わたしはいろいろとがむしゃらにがんばってきたので、そろそろ労力を削ってラクにいこうぜ!と思っていました。しかし、まだまだがんばる力は残っているようです。つまり、もっとやれということですね、がんばります。



一歩ずつでも踏み出していれば必ず辿り着く


18kmくらいからゴールするまでは、脚がとても痛くなっていました。しかし、やめようとはおもいませんでした。むしろ歩いてもいません。わたしは最後まで走りつづけました。

それは、このまま一歩一歩踏み出していけば、かならずゴールに辿り着くとわかっていたからです。

これは日常のいろんなところで見られると思いました。とくにわたしが長年悩んでいる体重が減らない問題ですが、これも毎日毎日そのための行動を取り続けるということが大事なんだなと思いました。すぐに結果に出ないからってヤケにならずに、毎日ちょっとずつ身体にいいことをやり続ける。

ついつい、1ヶ月で痩せようとか思ってしまって、そんなわけないよなぁと思ったり、決められたルールに従えなくなってしまいます。意思が弱くて怠惰なので、長距離を走るように毎日少しずつがわたしには合っているのかなと、走りながら思ったのでした。

まぁほかにもあるけどね。やっぱりこの問題根強いよね。なんとかならんかいな!


まとめ−ハーフマラソンに参加してよかった


今回完走できたことは、わたしにとってとても大きな達成でした。

気合と根性はまぁあるんだなと確認できましたし…なにより、走っていて悔しかったんですね。やめるか、やめないか、なんてことを考えて走っている自分や、重たい体を引きずるように走っている自分のとか。

悔しいってことは、もっとやれるってことでしょう。来年も出ますよ。そして、颯爽と、カッコよく走ってやろうと思います。そしてこの記事を見返して、ニヤリとしてやろうと思います。



おまけ

走りながら励まされた曲たち

アゲイン2
世界を変えさせておくれよ
できっこないをやらなくちゃ
ストーリー
行こっか
少年
ミラクルを君と起こしたいんです
Born This Way

etc...