迷っているじぶんと出会うとき。迷ってるんだと、思うとき。
迷いがある。わたしにも、あなたにも。
迷いがあるまま、進んでもいいんだ。
昨日はいろんな方の似顔絵を描かせていただきました。いろいろと描いていますが、似顔絵はまだまだ、修業中といったところです。
昨日、以前からの友人の似顔絵を描いていたとき。色を塗るためにペンを選んでいました。知っている人を描くのは簡単なようで、意外と難しいです。自分の中のイメージと、実物が必ずしも同じとは限らないから。
あーでもないこーでもないと色を選んでたら、まぁ見た目はただテキパキとペンを取り出してるような感じだったと思うんだけど、友人が一言
「迷ってるねぇ〜」
あっばれてる(笑)
と思いながら、
「迷ってますよ〜〜〜(笑)」
と答えました。
わたし、迷ってるんだ(笑)
このとき、新感覚が訪れました。
迷っても、それでいい、ということです。
迷いなく進むばかり、じゃないよね
迷いなく線を描き、迷いなく色を置けたら、それは素晴らしいでしょう。なんか降りてきたときとか、たまにはあるかもしれない。絵を描くときに、最初からバッチリ、思い通りの絵が描けるときもたしかにあるし、そういう絵はきまってよく描ける。
でも、そんなことばかりが続くだろうか?
実際は、迷いながら、探りながら描くことのほうが多いのです。
そうやって、自分にとって正しい線を選んで行けるようになる。つまりは、いま、場数を踏んでいるのです。
本当にやりたいこと、本当に好きなこと。だから、迷いなくまっすぐいく…。これはすごいことです。
実際は、本当に好きで、やりたいことでも、やっぱり迷ったり困ったりするんです。
それが、普通だから。迷っていい。間違っていい。失敗していい。
一歩ずつ、描きたい線に近づいているから。
それでいいんだ。
自信のないまま、行こう。