滝行をしてきました~力を抜くためには、思い切り力を入れないとわかんない~
滝行をしてきました。
昨年10月に続いての2度目ということで、期間はあきましたが勝手もわかるので安心して伺いました。
滝行とは
その名の通り、滝に打たれる行です…
友人が毎月行っているので、誘っていただきました。
滝行と言えば、でっかい滝の滝つぼに入ってめっちゃ打たれるのをイメージするかもしれません。
でもそんな危険なことはしないようで(笑)、今回の滝行は本流から3本のパイプで流れをいただいて、その下に入るというもの。
ただ前日までの大雨で、流れの一部とはいえすごい勢いになっていました。
滝に何を求めるのか
何を思って滝に打たれにいくのか。はじめ、わたしはよくわかりませんでした。何かを求めているんだろうけど、何かわからない。
滝に入る前に、観音様にごあいさつをしたり、たくさんのお地蔵様にろうそくと線香をあげたりします。
たくさんのお地蔵様のなかで、剣を持って、こわい顔をして仁王立ちしている不動明王様がよく目につきます。
どうやらわたしは、強くなりたいようだ。
迷ったり悩んだりする。立ち止まる。うだうだする。そんな自分と決別したい。
そりゃ、悩むことだってあると思うよ、でも!とにかくやるんだっていう強さがほしいな…
できないこととか、できないと思うことの前に立った時に、えーいって進めるちから…
いろいろな思いを抱いて、滝に入る
それで、滝に入る順番になって、いろいろ手順を教えていただいて入ります。
ぐわっと、後ろから押される。すごい勢い。
負けないぞーー!絶対やるぞーーー!って、水しぶきの中で叫んだ。
水の勢いに負けないように、足は踏ん張って、肩にも腕にも力を入れて。
叫び終わって、ふっと力を抜いたとき
あれ、なんかめっちゃ気持ちいいな って気づいた。
後ろから押される滝に寄り掛かるように、力を抜いているとふわりふわりとして心地よかったのです。
ありゃ、力入れる必要なんかなかったな(笑)
でも、力を入れないと、滝には入れなかったわけで(弾かれちゃうから)。
物事がうまくいくときとは
力を抜いて、流れに任せればいいってわかるためには
力を入れまくって、自分で力づくで進もうとするときも必要。
自力と他力。裏表なんだなって。
最初から流れに任せててもうまくいかない。最後まで自分でやろうとしてもうまくいかない。
物事は、うまい具合に、できているな、と気づいた
今回の滝行でした。
みえないもののちからは 思った以上にすごい。