ひとりがあつまって、みんなになる

福岡のイラスト作家あべしほのブログです。

自分の気持ちがわからないときは。

思ったこと、思っちゃったことを、正直に話すのってたまに怖いですよね。わたしはよくもやもやするので、なるべく言葉にするようにしてますがやっぱり怖いです。

 
とくに怖いのはだれかのことを思っちゃったときです。あいつのあの行動が気になる。あの人のあの言葉ひっかかる…。
 
だれかのことを思いながら、本当は自分のなかでなにかが起こっているのでしょうが。人の行動が気になる自分がいる。なんで?なんでかわからない、そんなことより、気になるんです。アナタ…!
 
そんなことがあって、わたしは自分がなにに反応しているのかわからなかったけど、とにかく口に出してみた。なんか、わからないけど、それが気になるんです、いやなんです…。
 
言葉にしてみても、わたしの本心は出てこなかった。最初から最後まで相手にどうしてほしいかばっかり、わたしがどうしたいかはさっぱり思いつかず、なんとまぁ自己中心的なのかしら、と思いながらその会話を終えました。
 
 
わたし、本音話してないのかなぁ
わたし、何かに気づいてないのかなぁ
 
 
ちょっと経ってから自分に問いかけた。
 
 
言っただけで十分だよ。
 
 
と、返事があった。
 
 
言っていれば、そのうち心の中に手が届くさ。最初から本音を出して、心をさらけだして会話できることのほうが、ないよ。ちょっとずつ、心をオープンにしていけばいいさ。先は長いんだから。
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正直に話す練習。
 
 
本当はみんな正直で素直な存在なんだけど、大きくなる途中で正直で素直なだけではいられなくて、いっぱい強がって嘘ついた。
そうやって自分を守ってきたから、いざ、自分の本音を話そうと思っても本音がどこにあるのかわかんない。
 
じゃあ、探せばいいわけ。数打てばいいわけ。こうだ!あ、違ったかも。こう思った!でも、まぁそうでもないか。やっぱりこうだ!やっぱり違うか…。
 
いつか、自分の心に刺さる言葉が、出てくるよ。わたし、こう思ってたんだな、って。