生きようとするほど死に近づく。
生と死って対照なので、どっちかだけをとるって難しいと思うんですよね。
光と影。
喜びと悲しみ。
好きと嫌い。
光が強ければ影も濃くなる。喜びが大きいほど、失った悲しみは大きい。好きになればなるほど、嫌いなものもでてくる。
生と死。
生きようとすればするほど、死に近づく。なんか、逆のように見えるけれどこれは本当だと思うのです。
生きている!と思うときってどんなときでしょうか?
わたしの場合は、できないことに挑戦しているとき、枠の外に出ているとき。つまり安心できる領域から出るとき。書くだけではいまいち伝わらないけど…枠の外に出るって、けっこう怖いことじゃないですか。
社会の常識を破る。人の言うことを無視する。いままでの道から外れる。こういうことは、社会的生物である人間にとっては、社会(ムラ)から外されるということ、つまり死を意味する…
いちいち、枠を外すたびに、わたしたちは小さく死を覚悟する。
お誘いを断る。慣れ親しんだ場所を出る…
こういうとき、わたしは、わたしの人生を生きている、と感じることができる!
死にたいほどに、生きたい。自殺をする人は本当は生きたくて仕方がない。
あえて、物理的に危険なことをする必要はないけど、、、自分がヤバイ!と思うことのそばには、わたしたちの覚悟を見守る死と、強烈で鮮明な生が、ある。
わたしが最近生きていると感じるのは、自分の好き嫌いを最優先しているときです。
どうなっても、これはわたしの生の在り方だという覚悟が、できつつある。どうなっても自分を愛するし、わたしの愛するものを愛す。どんどん、自分のなかのタブーに挑戦しようと思う!