表現力の、あとすこしの伸びを。
表現したいなぁと思うことがある。
それを形にする作業が、とても楽しくて、長くて、大変で、辛くて、たのしい。
それは、届きそうで届かない、なにかに手を伸ばすような。これだーーって思って、でもそれが、こっちには来てくれなくて、ちょっとだけ、届かなくて…指を、伸ばす。
わたしの表現力とか、突き詰める力とか…そんなのが、ちょっと強くなれば、その指が少しだけ伸びて、それに、手がとどく。
そうやって、細やかな、小さな気持ちを描いていけたらなぁ〜
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ただ、何かをやるだけっていうときに違和感を覚えます…。ただ、描く。ただ、話を聞く。ただ、答える。ただ、観る。その先になにをみるのか?なんだか小さい輪の中でぐるぐるやって満足していないだろうか…?
わたしは何のために描くのか、書くのか、話すのか、いつも考えてしまいます。その先になにをみたいのか…。ただ、考えていても今は答が出ない(出したくない)ようで、もやもやとしながらもただ描く、書く、話すことをしていくしかない。
これだと思うものが見つかっては手放し…それでも一生懸命考えたものでも、愛しい物の前ではまったく無力に、目先のことに心を奪われてしまうのは、まぁ人間らしいといえばそうなんだけどね。