ひとりがあつまって、みんなになる

福岡のイラスト作家あべしほのブログです。

みんなが、心地よく行きていける空間に、この世界がなりますように。

ひっさしぶりに人間関係に悩んでいました。

 

まぁいままでもいろいろと悩んで、アドラー心理学なんか読んだりして、とにかく人の目を気にしない!って生きていたらなんとなく楽になりました。こんな感じでいいのかな。そう思いながら過ごしていると、ある問題が…

 

自分勝手すぎる。と言われる。

 

わたしとしては、自分がやりたいと思うようにやること、これが一番大事だったのです。それでも自分としては、人としてやったらいけないことはしてないし、人として最低やるべきことはやっているつもりでした。

 

しかし、相手の言い分は違ったようで。やるべきことをやっていない。このままでは一緒に仕事をしたくないとまで言われる始末。わたしはびっくり。そんなことを言われる筋合いもない相手だったからです。

 

それでけっこう頭にきました。自分のことを棚に上げて、なにを言っているんだ…絶対屈するものか。絶対にわたしはわたしのやり方を変えたくない………

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同じ部署の人からも、いろいろと助言をいただきました。ここは相手に合わせておくほうが無難だ。そうしておかないと、あなたが損をする……

 

わたしが間違ってるの?わたしが折れないといけないの?仕事は真面目にしているのに。なんでわたしが悪く言われなきゃいけないんだろう…。そう思いながらも、自分にも間違ったことがあるのかもしれないとも思いながら、どうしたらいいかを考えました。

 

ここで相手に合わせて折れるのは簡単だと思いました。言われるがまま、愛想笑いを浮かべて言われたことをやるのは。でも自分の気持を完全に無視している。それは、続かないのです。いつかまた、同じような問題が起きる。

 

わたしが手放すべきものはなにか。

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それは正しいと正しくないという判断でした。

 

わたしが正しくてあの人が間違っている?

それとも、あの人が正しくて、わたしが間違っている?

 

どちらも、そうではない。正しいも正しくないも、無い。

 

そう思ったとき、本当は、向かうべき方向はひとつなんだとわかりました。つまり、誰もが自分を一番大切に思いながら行動すること。お互いが気持ちよく接することができる関係性に戻すこと。そこには、妥協しないこと。

 

自分を大切にしながら、相手も大切にできる、そんな答を探すことに、妥協しないこと。今回の問題で得たことはこんなことでした。絶対に自分が正しいと思ったあとに、もしかしたら間違っているかもと思って、でも、自分をないがしろにはしたくなくて、考えに考えた、結果。あたりまえのことだけど、わすれてしまいやすい、こと。

 

みんなが、心地よく行きていける空間に、この世界がなりますように。